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米大手出版社がAIを著者に伝えず利用、Wiredが報道
HarperCollins、Simon & Schuster、Hachetteの社員が、AIによるカバーコピー、エージェントへの売り込み文、カバーアートの制作について証言しています。
米国の大手出版社5社のうち3社が、著者にも一般にも知らせないまま業務でAIツールを使っていると、Wiredが2026年10月9日(金)に報じました。匿名で取材に応じた社員は24人を超えます。HarperCollins、Simon & Schuster、Hachetteでは、裏表紙の紹介文や宣伝コピー、文芸エージェント宛てのメールの下書きをClaudeやChatGPTで作るケースが増えており、上司から使うよう求められることも多いと社員は話しています。
HarperCollinsはClaudeのライセンスを購入し、活用方法を探す「AI Champions」役を社員に任せたと報じられています。ChatGPTとJasperのライセンスも保有しています。Simon & Schusterでは、Skan AIのワークフローソフトの試験導入に反対する公開書簡に社員が署名しました。Hachetteの広報担当はWiredに対し、業務の効率化にはAIを支持する一方、著者へのメッセージを含む創作面での利用には反対だと述べました。Simon & Schusterは、ツールは審査済みで利用は任意だとしています。HarperCollinsは回答していません。
同じ大手出版社は5月、著作権をめぐってMetaを提訴しているとGizmodoは指摘しています。あるエージェントによると、原稿を大規模言語モデルにかけることを出版社に禁じる条項を、契約書に加えるようになったということです。
読者がまず目にするのはAmazonやGoodreadsの宣伝コピーです。誰が書くかで、本の売れ方が変わります。