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Kling vs Veo 3

執筆:Alexandre S. 更新: 料金確認: 変更履歴

総評:Kling AIとGoogle Veoのどちらを選ぶか

10〜15秒のカットをKlingのメンバーシップで作るならKling、8秒のヒーローショットやIP補償が必要ならGoogle CloudのVeo。Kling 3.0は1回の生成で15秒、Veo 3.1は8秒までです。メンバーシップがない場合、Klingの規約は「当社の書面による許可なく」商用利用を禁じ(4.6)、メンバーでも広告に関する同意条項が適用されます(有料利用規約7.1)。料金は確認

Kling AIのロゴKling AI

おすすめな人
有料会員として、ネイティブ音声付きの3〜15秒の商品クリップを作り、毎月のクレジットを期限内に使い切れる人。
おすすめしない人
メンバーシップなし(無料またはトップアップのみ)で作った広告:商用利用にはKlingの書面による許可が必要です(利用規約4.6)。また有料版の規約7.2により、非メンバーはすべての出力にKlingのブランド表示を入れなければなりません。
Kling AIを見る 料金未確認・確認日

Google VeoのロゴGoogle Veo

おすすめな人
ネイティブ音声付きで最長8秒のヒーローショットやB-roll。GoogleのAIプランのFlowクレジット、またはGemini API経由で使えます。
おすすめしない人
1本で8秒を超えるVeoクリップが必要な人、またはGoogle Cloud以外でIP補償が必要な人(一覧のWorkspaceの項目には、Veoの対象範囲の記載がありません)。
Google Veo公式サイト 月額$4.99〜 · 確認日
Google VeoとKlingのクリップ長、API料金、広告利用の条件の比較。料金確認日:2026年11月6日。Kling AIの価格は未確認です。
Google VeoのロゴGoogle VeoKling AIのロゴKling AI
月額(USD)〜 $4.99未確認
定価ベースの1点あたりコスト Veo 3.1 Fastの4〜8秒の動画1本あたり$0.40(クレジットを使い切った場合。Gemini APIのVeo 3.1 Fastで音声ありの1080p・8秒は$0.96)未確認(KlingのAPIで音声ありの1080p・8秒は$1.34)
1回で作れる最長の動画 8秒(Flowでは4、6、8秒)15秒(3〜15秒)
商用利用が規約に明記された有料ルート Google CloudのVeo(料金は非公開)会員プラン(料金は未確認)
APIの広告利用条件 Gemini APIの規約には記載なし未確認
ラベル・ウォーターマーク SynthIDは常に付与。Flowの目に見えるマークは切り替え可能会員でない場合はKlingのブランドや通知が付く(有料規約7.2)
未使用クレジット Flowの1日50クレジットは繰り越せない追加購入分は2年間有効

Veo 3と3.1、Kling 2.6と3.0:現在それぞれどのモデルを販売している?

Veo 3.1とKling 3.0です。FlowとGeminiアプリ、Gemini APIでは、Veo 3.1をStandard・Fast・Liteの3段階で提供しています。Gemini APIでは、Veo 3を2026年6月30日付で非推奨としました(Gemini APIのVeoガイド)。

Klingの現行ラインアップは3.0、3.0 Turbo、3.0 Omniです(KlingのAPI料金)。

15秒の広告をより少ない手順で作れるのは?

Klingです。1回の生成で完結します。Kling 3.0は3〜15秒の動画を1本作れ、その中でマルチショットのカット割りもできます(Kling 3.0ガイド)。

Veo 3.1が作る動画は4、6、8秒です(Gemini APIのVeoガイド)。そのため15秒の広告は、Veoの動画2本を編集でつなぐか、1本を延長して作ることになります。

どのモデルが延長に対応するかは、Google自身のページでも食い違っています。Flowのモデルのページには「延長にはVeo 3.1 Liteを使う必要があります」とあり、Gemini APIのVeoガイド(2026年9月17日更新)は、ExtendがVeo 3.1とFastで使え、「Veo 3.1 Liteでは使えない」としています。

Kling 3.0のレビュー動画。動きの出来と、クリップ1本あたりのコストを紹介 動画:Is Kling 3.0 Overhyped? Full Cinematic Test、YouTubeのCurious Refuge、。

1秒あたりの料金が安いのは?

Veoです。ただし、料金を確認できるルートに限ります。つまり、定価のGemini APIと、毎月のクレジットを使い切った場合のGoogle AI ProのFlowです。Klingの会員プランの料金は未確認です。

KlingのAPIでは、音声付きのKling 3.0が1秒あたり1080ペンス、GoogleのGemini APIではVeo 3.1 Fastが同じ秒単価方式で掲載されています。Google AI Proは月額$19.99で1,000のFlowクレジットが付き、Veo 3.1 Fastのクリップは1本20クレジットです(プラン、Flowクレジット、確認日:)。

音声あり1080pで、8秒と15秒の動画を作った場合のコスト(定価、クレジットを使い切った場合)
ルート 8秒の動画 15秒の広告 課金単位
Gemini API、Veo 3.1 Fast $0.96 $1.92 1秒
Google AI ProのFlow、Veo 3.1 Fast $0.40 $0.80 動画1本あたり1
Kling API、Kling 3.0 $1.34 $2.52 1秒
Klingの追加購入、1080p、会員 $1.45 $2.73 1秒、12クレジット
Klingの追加購入、720p $1.09 $2.05 1秒、9クレジット
Klingの会員プラン 未確認 未確認 月間クレジット

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Veoの15秒の広告は8秒の動画2本なので、16秒分が課金されます。秒数で按分すると、Gemini APIの15秒は$1.80です。720pの追加購入分は、書面による許可なしに商用利用できません(4.6)。Gemini APIの規約には、生成物を広告に使えるかどうかの記載がありません。KlingのAPI規約は未確認です。

Googleのクレジットのページによると、Flowにはプランの有無にかかわらず1日50クレジットが無料で付与されますが、繰り越せません。一方でFlowの入門ページは、サブスクリプションを利用条件として挙げています。この分を含めて計算すると、Proの動画1本はクレジットを使い切った場合に$0.16まで下がります。

Googleの米国向けプランページ:Freeは0ドル、Google AI Plusは月額4.99ドル、Google AI Proは月額19.99ドル、Google AI Ultraは月額99.99ドルから。199.99ドルでProの20倍の利用上限
Google AIプランのページ、に取得

Veoの全ルート・全ティアはGoogle Veoの料金、Klingのグレード別クレジットはKlingの料金をご覧ください。全ツールとの比較は、料金トラッカーのKlingとVeoの行にあります。本数を自分で試算するならAI広告の1本あたりコスト計算ツールです。

KlingやVeoの動画は有料広告に使える?

Klingは、会員プランに入り、同意条項を守れば使えます。Veoでは、規約が商用利用に触れているのはGoogle Cloudのルートだけです。

Klingの利用規約(2026年4月21日)は、会員でない人の商用利用を「書面による許可なく」行うことを禁じています(4.6)。会員の商用利用は「制限されません」(有料規約3.1.2)。ただし有料規約7.1は3.1(d)と(e)を残しており、サービスを広告に使うには書面による同意が必要です。

Klingの広告ページのFAQには「Klingで生成したすべての動画(無料ティアを含む)は商用目的で使えます」とあります。しかし利用規約は無料アカウントについて異なる定めをしており(4.6)、優先されるのは規約です。

FlowとGeminiアプリに適用されるGoogleのコンシューマー向け利用規約には、広告利用を認める記述も禁じる記述もありません。Google Cloudのサービス固有規約(2026年9月24日付、セクション20)では、Veoの出力はお客様データ(Customer Data)として扱われ、商用利用を制限する条項もありません。IP補償の対象は一般提供(GA)のモデルのみで、出力を商取引で使うことから生じる商標権侵害の主張は対象外です。

条項ごとの比較は、権利・利用条件の比較表のKlingとVeoで確認できます。

完成した広告に表示が必要なものは?

非会員がKlingで作った動画には、Klingの名称の表示が必要です。有料サービス規約7.2(2026年10月10日)により、非会員はすべての出力にKlingのブランド、または「Kling AIで生成」の表記を付ける必要があり、会員は外すことができます。

Veoの動画にはすべて、ファイル内部にGoogleのSynthIDが埋め込まれます。Flowの目に見えるウォーターマークは、ユーザーが切り替えられます。これに加えてMeta・TikTok・YouTubeが求める表示は、AI広告の開示ルールで解説しています。

公開されているユーザーの口コミ99件の内容

Klingについて、2026年2月〜9月の公開情報37件では、次の点が挙がっています:

  • クレジットの減りが早い:失敗した生成や再生成も課金され、月ごとのクレジットには有効期限がある(出典37件中10件:Reddit、Reddit)
  • 解約後も課金が続き、返金はデジタル商品を理由に断られる(出典37件中8件:Reddit、Reddit)
  • エレメント・参照画像・マルチショットで、カットをまたいでもキャラクターが保たれる(出典37件中4件:Reddit、YouTube)

Veoについて、2025年10月〜2026年9月の公開情報62件(多くはAI映像制作者)では、次の点が挙がっています:

  • モデレーションが通常の作業まで弾く。架空のキャラクターから、ユーザー自身の顔まで対象になる(出典62件中13件:Reddit、Reddit)
  • プロンプトへの追従が弱く、使える動画1本のために有料の再生成を何度も重ねることになる(出典62件中13件:Reddit、Reddit)
  • Flowは毎日50クレジットが無料で付与され、料金を払わずにVeoを試せる(出典62件中6件:Reddit、Reddit)

どちらも合わない場合

生成に加えて動画から動画への編集もしたいなら、Runwayが独自モデルを提供しており、利用規約によると出力の商用利用に制限はありません。1カットを長く撮りたい場合はSeedanceですが、経路ごとに規約が異なります。短い動画を大量に作るなら、HailuoがAPIでMiniMaxのモデルを秒単位で提供しています。

1対1の比較:Kling vs Runway、Veo vs Runway、Kling vs Seedance、Veo vs Seedance、Hailuo vs Kling、Higgsfield vs Kling。用途別の乗り換え先はKlingの代替ツールとVeoの代替ツール。8秒の広告に合うプロンプトは広告向けVeoプロンプト。各ツールの詳細はKlingとGoogle Veo、動画モデル全体はAI動画生成ツールまとめをご覧ください。

出典

  1. Kling AI:Kling Terms of Service(2026年4月21日付、セクション3.1(d)・3.1(e)・4.6)。確認日:
  2. Kling AI:Kling Terms of Paid Service(2026年10月10日公開・施行、セクション3.1.2・6.2.4・7.1・7.2)。確認日:
  3. Kling AI:Kling 3.0 model user guide(動画の長さは3〜15秒、解像度別の1秒あたりクレジット)。確認日:
  4. Kling AI:Kling API pricing(Kling 3.0の1秒あたり料金。ネイティブ音声あり・なし)。確認日:
  5. Kling AI:Kling Credits Policy(チャージレートは1ドルあたり66クレジット、クレジットの有効期間、チャージで使える機能)。確認日:
  6. Kling AI:Kling advertising video page(無料プランの動画の商用利用に関するFAQの記述)。確認日:
  7. Google:Google AI plans(Google AI Proの月額料金と、Flowのクレジット1,000)。確認日:
  8. Google Flow help:Flow credits(Veo 3.1 Fastの動画1本あたり20クレジット、毎日付与の50クレジット)。確認日:
  9. Google AI for Developers:Gemini API pricing(Veo 3.1のティア・解像度別の1秒あたり料金)。確認日:
  10. Google AI for Developers:Gemini API Veo guide(2026年9月17日更新。延長(Extend)対応モデル)。確認日:
  11. Google:Google Terms of Service(FlowとGeminiアプリに適用されるコンシューマー向け規約)。確認日:
  12. Google Cloud:Google Cloud Service Specific Terms(2026年9月24日付、セクション20「Generative AI Services」:出力のお客様データ扱いとIP補償)。確認日:
  13. Magic Hour:Kling 3.0 vs Veo 3.1 (2026): Which Is Better for Ads, UGC, and Cinematic Clips?(2026年10月1日閲覧)。確認日:

このページの変更履歴

  • Klingの有料規約が2026年10月10日に再公開されました。7.2により、メンバー以外(無料ユーザーおよび追加購入のみのユーザー)は、すべての生成物にKlingのブランド表示を付ける必要があります。Klingの条項と出典を更新しました。
Alexandre S.のポートレート

Alexandre S.

Alexandre S.は、複数のチャネルにまたがるデジタルマーケティングで10年の経験があるクリエイティブ広告ストラテジスト兼コピーライターです。