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DeepSeek、自社AIサービスを支えるエンジンをオープンソース化
DeepSeekがV4.1 Flashモデルの提供に使うソフトウェア「DeepInfer」がGitHubで無料公開されました。Nvidia BlackwellとHuawei Ascendのチップに対応しています。
DeepSeekは2026年10月20日(火)、一般向けにAIモデルを提供しているソフトウェア「DeepInfer」を、無料のオープンソースコードとしてGitHubで公開しました。このタイプのソフトウェアは推論フレームワークと呼ばれ、学習済みモデルを使って数百万人のユーザーに同時に回答を返す役割を担うため、運用コストの大部分を左右します。
現時点で対応するモデルはDeepSeek-V4.1-Flashのみです。NvidiaのBlackwell GPUに加え、HuaweiのAscend 950チップにも対応します。コードに同梱されたデプロイメモによると、DeepSeekの1クラスターで1日に155兆トークンが処理されていると、SiliconANGLEは伝えています(トークンは短い文字のまとまりです)。オフピーク料金で、チップ1枚あたり1時間38ドルの収益になります。
非公開のままのものが2つあります。複数のマシンに処理を振り分けるコードと、モデルの短期記憶を管理するコードです。DeepSeekは、どちらも社内システムに依存しているためとしています。コードのライセンスは商用利用が可能なApache 2.0です。
DeepSeekはXへの投稿で、今回の公開は計算コストと電力消費を下げるためだと説明したと、PYMNTSが報じています。公開は、米国が連邦の文民機関に対しDeepSeek製品を排除するよう指示した翌日のことでした。
オープンモデルを自前でホストするチームにとっては、大手プロバイダーが本番で使っているコードの大半を、自由にコピー・改変できるようになりました。