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GoogleのGemini 4 Carbon、まずサイバー防御担当者向けに提供

Googleによると、新しい最上位モデルはソフトウェアの欠陥を見つけて修正でき、独立機関のランキングでも首位です。現時点で利用できるのは、審査を通過したセキュリティ企業のみです。

執筆:Alexandre S. 05:00 UTC

Googleは2026年10月28日、Gemini 4 Carbonを発表し、同社で最も強力なモデルだとしています(Googleの投稿)。Googleによると、Gemini 4 Argonの公開はその2週間前でした。Carbonの売りはセキュリティ分野です。Googleによると、実在するソフトウェアの脆弱性を見つけ、悪用できるものを見極め、修正まで書きます。脆弱性の発見を測るベンチマークSEC-bench Proでのスコアは88.2%。Chromeチームの基準では、Carbonの修正パッチは他社の大型モデルを10倍以上上回ったと、Googleは説明しています。

レトロフューチャー調のイラスト:星空の下、グリッド状の地平線に縞模様の夕日が沈み、地平線上に錠前のついた盾が立っています。
adtestbenchが「Introducing Gemini 4 Carbon」()をもとに作図

現時点で利用できるのは、厳選されたセキュリティ企業に限られると、The Vergeは報じています。Googleは、Fairwindプログラムを通じて信頼できるパートナーを段階的に増やし、開発者、企業、一般消費者への提供はその後になるとしていますが、時期は示していません。独立系ランキングArtificial Analysis Intelligence Index(現在バージョン5)では、Carbonがスコア59で首位に立ち、Claude Opus 5.5とGPT-6 Astraがその後に続きます。

CarbonにはArgonと同じ導入価格が設定され、入力は100万トークンあたり2ドル、出力は100万トークンあたり10ドルです(トークンとは、モデルが読み書きする文章の単位)。導入期間が終わると、価格は4ドルと20ドルに上がります。

10月28日の料金確認で見た4つのGoogle AIプランのうち、Gemini 4のモデルを挙げているものはありません。Freeプランのカードに載っているのはGemini 3.6 Flashと、3.1 Proの一部利用で、AI Proは月額19.99ドルです。

CarbonはFairwind内にとどまり、確認した4つのプランのカードにもGemini 4のモデルは載っていません。そのため、月額19.99ドルのAI Proに入っても、現時点でCarbonは使えません。企業が利用できるのは、Googleが開放した時点からで、その時期は示されていません。

出典

  1. Google:Introducing Gemini 4 Carbon。確認日
  2. The Verge:Google launches Gemini 4 Carbon with a ‘significant leap’ in cybersecurity。確認日
Alexandre S.のポートレート

Alexandre S.

Alexandre S.は、複数のチャネルにまたがるデジタルマーケティングで10年の経験があるクリエイティブ広告ストラテジスト兼コピーライターです。