AIニュース・半導体・マスク氏
マスク氏、TerafabはTSMCなしで自社グループが運営と表明
マスク氏は、テキサスの半導体工場をTeslaとSpaceXが建設・運営すると発言。Intelのトップは、Intelも引き続き関わると述べています。
イーロン・マスク氏は2026年10月7日(水)、テキサス州に計画中の半導体工場Terafabを自社グループで建設・運営すると述べました。マスク氏の説明では、運営するのはTeslaとSpaceXで、TSMCの関与は場所の貸し出しにとどまると、Automotive Worldが報じています。Chip Briefingによると、マスク氏は「TSMCが望むならTerafabの一部を転貸するかもしれないが、それ以上ではない」と語りました。
この発言の背景には、プロジェクト最初の提携先として名前が挙がったIntelをTSMCが押しのけつつあるという、この1週間の憶測があります。発端は10月2日のCulpiumニュースレターの報道で、マスク氏は翌日、TSMCとの協議を認めていました。
マスク氏の発言の数時間前、IntelのLip-Bu Tan CEOはBloombergに対し、Intelは関与を続けると語ったとAutomotive Worldが報じており、Intelの株価は下げ幅の一部を戻しました。Intelは4月、このプロジェクトの設計・製造・パッケージングを担うことで合意しています。Automotive Worldは、TeslaもSpaceXもまだウエハーを1枚も作っていないと指摘しています。
AIの計算資源を調達する企業にとっての要点は、マスク氏がTerafabを自社グループで運営すると述べたことです。名前の挙がっている提携先はIntelだけですが、Automotive Worldは、今後の役割は明らかでないと指摘しています。
この件の過去の記事:マスク氏、Terafab半導体工場をめぐりTSMCと協議していると認める
出典
- Automotive World:Musk insists Terafab is his to run as Intel stays aboard。確認日:
- Chip Briefing:Daily: Musk, Terafab will not partner with TSMC。確認日: