AIニュース · Anthropic · 防衛
米国防総省、AnthropicのAIツールの利用を停止
国防当局者はBBCに対し、同省がAnthropicの製品の使用をやめたと語りました。同社がサプライチェーン上のリスクと位置づけられてから数か月後のことです。
米国防総省はAnthropic製品の利用をやめました。同省の当局者が2026年10月5日(月)、BBCに声明で明らかにしたものです。Anthropicはコメントを控えました。
この声明で、期限を過ぎても続いていた段階的な移行が完了しました。Pete Hegseth国防長官は2月にAnthropicをサプライチェーン上のリスクと位置づけ、国防総省に8月下旬までの6カ月間で同社製品をやめるよう命じていました。Anthropicはこの措置を違法として、政権を相手に訴訟を起こしているとBBCは伝えています。
元国防当局者や契約業者はBBCに対し、Mythosモデルを含むClaudeが先週まで使われていたと話しています。国防総省が情報の整理に使う、Palantir運営のプラットフォーム「Maven Smart System」の中で稼働し、調査や分析、イランに対する作戦を支援していたといいます。
この証言は、9月に同省が説明した内容と食い違います。研究・エンジニアリング担当次官のEmil Michaelは9月11日、DefenseScoopに対し、作業の約90%は移行済みで、Mavenの作業はその数カ月前に移していたと述べました。BBCによると、国防総省は現在、Google、xAI、OpenAIとAI契約を結んでいます。
AIツールを導入する側にとって、この件は、大きなプラットフォームに組み込まれたモデルが、撤去の命令が出た後も長く使われ続けうることを示しています。