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Amazon、AI動画のDecart買収を協議中とWSJが報道
取引が成立すれば、ライブ動画モデル「Lucy」を手がけるDecartの評価額は約70億ドルとなり、5月の評価額のほぼ2倍になります。
ライブ動画編集モデルを手がけるスタートアップのDecartが、約70億ドルでAmazonに売却される可能性があります。WSJが2026年10月11日(日)、関係者の話として報じました。The Straits Timesが転載したReutersの記事によると、両社ともコメントしておらず、協議が続き、対抗する買い手が現れなければ、近く合意に至る可能性があります。
Decartが手がけるモデルは2つです。Lucyは動画をリアルタイムで編集し、Oasisはロボットや自動運転システムの学習・検証に使うシミュレーション世界を生成します。The Straits Timesによると、WSJが引用したPitchBookのデータでは、Decartの企業価値は5月時点で40億ドル近くに達していました。Radical Venturesが主導しNvidiaも参加した3億ドルの資金調達ラウンドを経た評価額です。
Amazonが最初の買い手候補ではありません。Anthropicは8月に約60億ドルでDecartを検討しましたが、9月のデューデリジェンスを経て手を引いたと、Bloomberg Lawが報じています。同社は2023年に、兄弟のDean LeitersdorfとOrian Leitersdorf、そしてMoshe Shalevが設立しました。3人ともイスラエル人エンジニアです。
動画広告を作る側にとっては、買収が実現すれば、AWSを運営し、オンライン最大級の広告事業も持つ企業の傘下に、リアルタイム動画編集の技術が入ることになります。
出典
- The Straits Times:Amazon in talks to buy AI start-up Decart for around US$7 billion: Report。確認日:
- Bloomberg Law:Amazon Is in Talks to Buy AI Startup Decart, WSJ Reports。確認日: