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Anthropic、Claude Enterpriseに「AI支出の成果」がわかるレポートを追加
スマートレポートがチームのClaudeの利用内容とコストをグループ化し、アプリ内アンケートでスタッフにその価値を尋ね、共有予算でグループの支出に上限を設けられます。
Anthropicは2026年10月28日、Claude Enterpriseに3つのツールを追加しました。Claudeの利用料金が何に使われているかを、企業が把握できるようにするものです(Anthropicの発表)。スマートレポートは、管理者が選んだ期間と、選んだClaudeの製品を対象に、1つのチームを分析します。チームの会話をサンプルとして読み取り、支出を作業の種類ごとに分けて示します。各業務の流れで何が成果として出たか、どこでつまずいているかも一覧にします。提案には、繰り返し発生する作業をスキル(Claudeが従える再利用可能な指示)として保存することも含まれます。Anthropicは、このレポートを個人の成績評価や雇用上の判断に使うことは想定していないとしています。
アプリ内アンケートでは、Claudeの返信の後に、メンバーへ短いカードが表示されます。グループ共有予算は、チーム全体に月間の上限を1つ設定する仕組みです。メンバー個人の上限もそのまま残り、どちらか先に尽きたほうでリクエストが止まります。請求権限を持つ管理者には、予算の50%、75%、95%、100%に達した時点でアラートが届きます。3つとも、Enterpriseの契約企業が利用できます。
今回の追加は、Anthropicの既存顧客の支出が前年同期比で9倍に伸びた四半期に続くものだと、TechCrunchは報じています。エンジニアリングチーム向けソフトウェアを手がけるJellyfishは、顧客276,000社でのAIコーディングツールの利用状況を追跡しました。それらのツールへの支出は1月の10倍になり、エンジニアリング費用全体の約2%を占めるといいます。
当サイトの10月28日時点の料金確認では、Claude Teamのスタンダード席は月額25ドルで、Teamのカードには共有のAPIクレジットが月額最大500ドル分ついています。
Anthropicの発表では、3つのツールすべてがEnterpriseの対象とされています。そのため、スタンダード席が25ドルのClaude Teamでは、月額最大500ドル分のAPIクレジットを共有できるものの、その支出で何が生まれたかを示すスマートレポートもアプリ内アンケートも使えません。