AIニュース・Moonshot・オープンモデル
MoonshotのKimi K3.1 Pro、Claude Opus 5.5に3ポイント差まで迫る
この中国製モデルはArtificial Analysisの指数で4位です。Moonshotは、11月4日までに全ウェイトを無料でダウンロードできるようにすると説明しています。
Moonshot AIは2026年10月23日、Kimi K3に本訓練後の追加調整を大幅に重ねたKimi K3.1 Proを公開しました。コンテキストウィンドウ(一度に扱えるテキスト量)は100万トークンです。誰でもダウンロードして自前の環境で動かせるモデルの重みは、11月4日までに公開される予定だと、Moonshotの発表記事は説明しています。
Artificial Analysis Intelligence Indexでのスコアは55で、K3から11ポイント上昇し、総合4位です。上回るのは、Claude Opus 5.5(58)、Claude Sonnet 5.5、MetaのMuse Wonder Full(56ずつ)の3モデル。重みが予定どおり公開されれば、最高性能のオープンモデルとトップの差は12ポイントから3ポイントに縮まると、The Decoderは試算しています。
伸びが最も大きいのはエージェント関連です。コマンドラインで作業するコーディングエージェントを評価するTerminal-Bench 4.0で、Moonshotは65.7%を報告していると、The Decoderは伝えています。Opus 5.5は66.4、OpenAIのGPT-6 Astraは58.2です。同規模のモデルでAPI経由の利用料は3分の1安くなると、The Decoderは付け加えています。規模は2.8兆パラメータ(学習した内容を保存する内部設定)です。Highspeed版は2〜3倍速いと、Moonshotは説明しています。
Anthropicの個人向け有料プランClaude Proは、月額20ドル(年払いの場合は月額17ドル)です(当サイトの料金表、2026年10月23日確認)。
重みが公開されれば、この指標でOpus 5.5に最も近いオープンモデルとの差は3ポイントで、ダウンロードは無料です。一方、Claude Proは月額20ドル。オープンモデルの場合は、2.8兆パラメータを動かす費用を負担する側に、コストが移ります。
出典
- Moonshot AI:Kimi K3.1 Pro Tech Blog: Advancing Open Intelligence。確認日:
- The Decoder:Chinese AI model Kimi K3.1 Pro is closing in on Anthropic’s Claude Opus 5.5。確認日: