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Meta広告の11本に1本がAI生成、Resemble AI調査:申告はごく少数
検出ベンダーがMetaの広告アーカイブから画像と動画37,768件をスキャンしました。AI生成と判定された3,379件のうち、広告文でAIに触れていたのは2件でした。
Resemble AIは、AI生成の画像・動画・音声を見抜く検出ツールを手がける企業です。2026年10月22日に公開したレポートでは、9月にMetaの公開広告ライブラリから集めた509社の広告画像・動画37,768件を自社の検出ツールにかけました(10月27日のPPC Land報道)。その結果、約11件に1件(3,379件、8.9%)がAI生成または加工と判定されています。このうち、広告文でその旨を示していたのは、わずか2件です。
ブランドごとの差は大きく、自社ページでは6.9%でした。一方の端はTemuで、サンプル100件のうち64件が検出されました。もう一方の端では、389ブランド中167ブランドで検出がゼロでした(Net Influencer報道)。また、Resemble AIがスタイル別に分類した偽物のうち70%(3,216件中2,259件)は、本物の写真や映像に見せかけて作られていたといいます(PPC Land)。ファイルの制作履歴を記録する署名付きラベル、C2PA Content Credentialsについても971件を確認しましたが、見つかったものはゼロでした。なお、レポートの最終ページでは、Resemble AI自社の検出モデルを宣伝しています。
このラベルがないことは、特にMetaで問題になります。ウォーターマーク一覧(2026年10月12日確認)に載せたプラットフォーム広告ポリシーのうち、他社ツールのC2PAを読み取って広告に「AIで作成」と表示すると明記しているのはMetaだけです。ChatGPTとNano Bananaは、書き出す画像にC2PAを埋め込みます。Resemble AIの数値は、AI生成広告の集計にF7として加わりました。
Resemble AIが確認した971件のファイルには、Content Credentialsが1件もありませんでした。レポートは、Metaがアップロードを処理する際にこのラベルを保持するかどうかには触れていません。そのため、一覧に載せた、他社ツールのC2PAを読み取るMetaの自動AIラベルは、これらのファイルでは読み取る情報がなかったことになります。