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Google、PyTorchアプリをTPUで動かすTorchTPUをオープンソース化
開発者は設定を変えるだけで、PyTorchのコードをGoogleのTPUチップへ移せます。前日にはAmazonも自社のTrainiumチップで同様の対応を発表しました。
Googleは2026年10月20日(火)、PyTorch Conference 2026で、TorchTPUを無償のオープンソースとして公開しました(Google Cloudのブログ)。PyTorchは、AIモデルの構築と提供に使う無料のツールキットで、一説にはAIアプリの85%が使っているとされ、その多くがNvidiaのグラフィックチップを中心に発展してきました。TorchTPUを使えば、同じコードをGoogle独自のAIチップであるTPUで、設定を変えるだけで動かせます。アプリ側は書き換える必要がありません(TechCrunch報道)。
開発はMetaのPyTorchチームと共同で行いました。パートナーには、AIモデルをユーザーに提供する代表的なエンジンであるSGLangとvLLMの開発元や、Hugging Faceが含まれ、Hugging Faceのオープンモデルはすでに直接TPUに読み込めます。リリースと合わせて、Googleは移行を代行し、壊れた箇所を修復するTPUエージェントスイートも公開しました(SiliconANGLE報道)。
公開の前日には、Amazonが同様の役割を果たすTorchNeuronを、自社のTrainiumチップ向けにリリースしています。どちらも狙うのは同じ慣行で、AIアプリはまずNvidia向けに書かれ、それが顧客をNvidiaにつなぎとめています。
AIの計算資源にお金を払うチームにとっては、大手クラウド2社がPyTorchのコードをそのまま受け入れるようになり、価格で選べる余地が広がります。
出典
- Google Cloud:TorchTPU is now open source: Run native PyTorch on TPUs。確認日:
- TechCrunch:Google has joined Amazon in attacking Nvidia’s stronghold with AI app developers。確認日:
- SiliconANGLE:Google unveils TorchTPU in a push to break Nvidia’s stranglehold on AI compute。確認日: