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Mistral、1兆パラメータモデルの重みを公開
通称Le ChonkのMistral Large 4が、誰でもダウンロードして自前のサーバーで動かせるようになりました。再販事業者向けのライセンス条件が1つあります。
フランスのラボMistralは2026年10月29日、Mistral Large 4の重みを公開しました。企業や政府がモデルをダウンロードし、自前のマシンで動かせるようになります(Mistralの投稿)。重みとは、学習で得られたモデルを構成する数値のことで、パラメータとも呼ばれます。愛称は「Le Chonk」で、パラメータ数は1兆です。
ライセンス上は、誰でもモデルを実行し、改変し、有料製品に組み込めます。例外は、モデルそのものをホスティングサービスとして提供する企業で、先にMistralから別途商用ライセンスを取得する必要があります。自前でホストしたくない場合は、MistralのAPI(入力100万トークンあたり0.70ドル、出力100万トークンあたり2.10ドル)を呼び出すか、Microsoft Foundry経由で利用できます。
Mistralは、さらに3週間学習を重ねた結果、コーディング向けで最高のオープンモデルになったとしています。Artificial AnalysisのCoding Agent Indexでは、中国のGLM-5.3の49に対して48で、ZDNETが伝えています。コーディングベンチマークのTerminal-Bench 4.0ではわずかにリードし、41%対40%です。タスクあたりのトークン使用量もGLM-5.3より47%少ないとMistralは主張しています(TechCrunch報道)。
当サイトのクラウドGPU料金表(2026年10月24日確認)では、メモリ80GBのH100は、最安で1時間あたり1.99ドルです。
大規模モデルの提供でよく使われる1パラメータあたり8ビットの場合、Le Chonkの重みだけで約1,000GBになります。作業用メモリを除いても、このカードが最低13枚分のメモリに相当し、その最安料金なら1時間あたり約26ドルです。実際には13枚のカードが8GPUサーバー2台にまたがるため、それ以上かかります。広告コピーを書くブランドにとっては、トークン課金のAPIが現実的な選択肢で、ダウンロードが意味を持つのは、すでにGPUクラスターを運用している企業です。