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Resemble AI、ボット対策ツールは偽装したAIエージェントの大半を見逃したと発表

ディープフェイク検知の同社が、マウス操作・タイピング・スクロールのパターンから、Webサイト上の人とAIエージェントを見分けるモデルを発表しました。

執筆:Alexandre S. 05:30 UTC

音声クローンとディープフェイク検知で知られるResemble AIは、2026年10月29日に、Webサイトの訪問を人かAIエージェントかに分類するサービスAgent Detectionを公開しました。同社自身のベンチマークでは、自動化を隠すよう設定されたエージェント訪問の98.8%以上をモデルのRAD-S1が検知しました。一方、Cloudflare Turnstile、Google reCAPTCHA、Akamaiなど広く使われる6つのボット対策ツールが検知できたのは、14.8%以下です。

レトロフューチャー調のイラスト:星空の下、グリッド状の地平線に縞模様の夕日が沈み、地平線上にマイクロチップが立っています。
adtestbenchが「Introducing RAD-S1: a System One model for detecting AI agents that look human」()をもとに作図

約25 KBのスクリプトがスクロール、タイピングのリズム、クリック、マウスポインターの軌跡を監視し、判定はResembleのサーバーが行います。ベンチマークでは、ChatGPT、Claude、MetaのMuseから、ステルスブラウザー(人のブラウザーに見せかけるよう改造したブラウザー)まで、2,000件以上のエージェント訪問を、12種類のWeb技術で作られたサイトに送りました。隠れる努力をしないエージェントに対しては、7ツールすべてが94.8%から99.3%以上を検知しました。弱点は誤検知で、Resembleによると、デフォルト設定のRAD-S1は実在の人の約5〜6%をエージェントと誤判定します。PPC Landの指摘では、このベンチマークは同社自身が実施したもので、外部の検証はありません。

AI画像には「署名」が残る場合があります。ウォーターマークのデータによると、ChatGPTとNano Bananaの画像ファイルには、C2PAラベル(ファイルに保存される出所の記録)とSynthID(Googleの不可視ウォーターマーク)が付いています(2026年10月12日確認)。サイト訪問の場合、Resembleが挙げている最も近い仕組みはWeb Bot Authです。これは、自らを名乗るエージェントだけが送る署名です。

デフォルト設定のRAD-S1は、人間の訪問のおよそ17〜20回に1回をエージェントと判定します。この判定だけでブロックするショップでは、その割合で人間の訪問者を締め出すことになります。Resemble自身も、まずラベル付けから始めることを勧めており、ツール自体は誰もブロックしません。