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Brevo vs MailerLite

執筆:Alexandre S. 公開: 料金確認日:

総評:BrevoかMailerLiteか

大きな名簿に送る頻度が低いならBrevo。頻繁に送り、エントリープランからオートメーションを使いたいならMailerLite。オートメーション付きプランでは、連絡先2,500件まではMailerLiteが安く、10,000件で並び、50,000件ではBrevoが安くなります(確認)。Brevoの料金は連絡先1件あたり月4通の送信を前提としており、それ以上送ると上がります。MailerLite Comfortの料金は、購読者1人あたり10通まで変わりません。

Brevo

おすすめな人
配信頻度が低いリスト。Freeはコンタクト100,000件まで保存でき、1日300通送信できます。Starterは月額9ドルで5,000通です。
おすすめしない人
頻繁に送る名簿では、送信数に応じて料金が上がり、Starterにはメール数の段階に連動した連絡先の上限があります(5,000通で500件)。マーケティングオートメーションと送信時間の最適化はStandardからです。

MailerLite

おすすめな人
オートメーション、ランディングページ、AI下書きを低価格で始めたい小規模リスト。Comfortは購読者500人で月額12ドルからです。
おすすめしない人
購読者250人を超える無料プランや、FreeでのAI機能(AIライティングアシスタントは有料のみ)が必要な人。MailerLiteの規約では、AIの入力と出力をAIモデルの改善に使えるとされています(第17.3項)。
BrevoとMailerLiteの課金方式、AI、学習の比較。価格は2026年11月6日確認。
BrevoMailerLite
違い
月額(USD)〜 $9$12
無料トライアル トライアルなし:新規アカウントはすべてFreeプランで利用(料金FAQ、2026-11-01)。料金ページによると、有料プランには14日間の無料トライアルがあり、クレジットカードは不要です(2026-11-01確認)。
課金の基準 月間の送信メール数。メール数の段階ごとに連絡先の上限ありアクティブな購読者数。Comfortには月間メール数の上限あり
無料プランの規模 保存できる連絡先100,000件、1日300通購読者250人、月2,500通
AIライティング搭載プラン Starter(AIコンテンツジェネレーター)Comfort(AIライティングアシスタント)
送信時間の最適化:対応プラン 標準Comfort(スマート送信)
コンテンツでAIを学習 あり。利用中のサービスの改善が目的で、特に不正・スパム防止(規約6.7)あり。AIモデルの改善のため(規約17.3)
両者共通
無料プラン どちらも対応
API どちらも対応

リスト数別、どちらが安いか

名簿に収まる最安プランで比べると、料金を算出したどの規模でもBrevoが安くなります。連絡先500件の場合、各送信を2日に分ければFreeで足ります。オートメーションが必要になると、連絡先2,500件まではMailerLiteが安く、10,000件で並びます。下の表は、名簿に収まる各ツールの最安プランを、Brevoの料金ページとMailerLiteの料金ページからに確認したものです。

2社の課金基準は異なります。Brevoは送信したメール数に課金するため、算出では週1回のニュースレターに当たる、連絡先1件あたり月4通前後を前提にしています。MailerLiteはアクティブな購読者数に課金し、上限までなら送信数は問いません。

このため、比べるプランが変わります。Brevoの2,500件と10,000件の行はStarterで、マーケティングオートメーションがありません。ウェルカムシリーズやフォーム離脱メールにはStandardが必要です。MailerLiteのComfortは、エントリー価格で50個のオートメーションを含みます。

オートメーション付き同士で比べると、小規模では順位が逆転します。BrevoのStandardとMailerLiteのComfortを、同じ2つの料金ページから月払いで比較します。

連絡先1件あたり月4通で比較したBrevo StandardとMailerLite Comfort(USD)
コンタクト数 Brevo Standard MailerLite Comfort
500 $18 $12
2,500 $49 $33
10,000 $89 $89
50,000 $249 $319

3列すべてを見るには横にスクロール

両社とも年払いで10%割引のため、年間プランでも順位は変わりません(Brevoの料金、MailerLiteの料金)。連絡先1,000件の名簿は、500件と2,500件の行の間に入ります。全プラン・全段階の料金と、自社の名簿規模で調べられる検索機能はメールマーケティング料金比較にあります。

BrevoとMailerLiteの名簿のカウント方法

Brevoはメール数で数えます。1人に1通送ると1クレジットを使い、有料の各段階には保存できる連絡先数の上限もあります(Brevoの料金データファイル)。月5,000通では、StarterとStandardは連絡先500件まで保存できます。月10,000通では1,500件です。

この上限が、連絡先2,500件でのBrevoの料金を決めています。1件につき4通なら10,000通ですが、10,000通の段階で保存できるのは1,500件までなので、15,000通の段階に上がります。月20,000通以上になると上限は500,000件に上がり、影響しなくなります。

MailerLiteはアクティブな購読者を数えます。配信停止やバウンスしたアドレスは対象外です。請求サイクル中に一度でもアクティブだったアドレスは、削除してもそのサイクルはカウントされます(MailerLiteの料金FAQ)。

How do you count subscribers?

Counting Billing is based on the number of active subscribers in your account. Subscribers who have unsubscribed or bounced don’t count. To keep things fair, we use a cumulative count within each billing cycle: this means any address that was active at any point during the cycle counts toward your limit, even if it’s deleted later.

Paid accounts When the number of active subscribers exceeds the current subscriber limit, the subscriber limit will automatically increase and your credit card will be charged for the next pricing tier.

Free accounts When the number of active subscribers exceeds the 250 active subscriber limit, sendings will be locked (campaigns + automation).

MailerLiteの料金FAQ:購読者のカウント方法と、上限を超えた場合の扱い MailerLite, Pricing FAQ: how subscribers are counted,

Comfortでは、その段階の上限の10倍まで月間送信できます。Powerはフェアユースポリシーのもとで上限がありません。

つまり、請求額を左右するのは送信頻度です。月1回しか送らない名簿なら、算出で前提にしたBrevoのメール数の4分の1で済みます。週2回送るなら2倍になりますが、MailerLite Comfortの料金は購読者1人あたり10通まで変わりません。

Brevoは、Starterのメールにロゴが入ります。外すにはロゴ削除オプションを追加します(価格はBrevoの料金ページ)。Standardではロゴは入りません。MailerLiteのFreeプランにはMailerLiteのロゴが入ります。

AI機能はどのプランにある?

AIライティングは、BrevoがStarter、MailerLiteがComfortで、いずれも各社の最安の有料プランです。差が大きいのはその上で、BrevoはAIセグメンテーション、商品レコメンド、AI Data AnalystをProfessional限定にしています。

Brevoの「AI Agents」ページ。AI Marketing、Sales、Conversation、Dataの各エージェントのカードが並ぶ
BrevoのAI Agentsページ:マーケティング、セールス、会話、データのエージェント BrevoのAI Agentsページ、に取得

Brevo Professionalは月額499ドルから、メール150,000通です(Brevoの料金ページで確認)。MailerLiteの料金ページには、どのプランにもAIセグメンテーションの記載がありません。

Brevoの料金ページ:Starterは年払いで月額8.08ドル、AIコンテンツジェネレーターとChatGPT・Claude向けMCPを搭載。StandardにはAI送信時間最適化、ProfessionalにはAIセグメンテーションとAI Data Analystが付く
BrevoはAIコンテンツジェネレーターをStarter、AI送信時間最適化をStandard、AIセグメンテーションをProfessionalに記載しています。 Brevo料金ページ、に取得

MailerLiteはFreeプランに、件名ジェネレーター(回数制限あり)と、AIランディングページビルダーの1回利用を付けています。AIライティングアシスタントは、MailerLiteの料金ページで有料プラン限定とされています。BrevoはAIコンテンツジェネレーターをStarterからと記載しており、Freeで使えるかどうかは書かれていません。

どちらもMCPサーバー(AIアシスタントがアカウントを読み取り、変更するための連携)を通じて、ChatGPTやClaudeと接続できます。MailerLiteの規約には、エージェントを接続すると、購読者リストを含むアカウントデータの読み取りと変更を許可したことになる、という記載もあります(17.2)。

MailerLiteのHeyLite Intelligenceページ。MCPサーバー、AIツール、ランディングページジェネレーター、Smart sending、コンテキスト内の提案、AIコーディングアシスタントというAIツールキットが並ぶ
MailerLiteのHeyLite Intelligenceページ:MCPサーバー、AIライティングツール、ランディングページジェネレーター、Smart sending、コンテキスト内の提案、AIコーディングアシスタントのAIツールキット MailerLiteのHeyLite Intelligenceページ、に取得

各AI機能の働きを15ツールで比較:メールツールのAI機能。

BrevoとMailerLiteはメールをAIの学習に使う?

どちらの規約も使うとしていますが、目的が違います。Brevoは学習を、利用者が受けるサービスの改善(特に不正・スパム防止)に限っています。MailerLiteは、AIモデル全般の改善のためのライセンスを取得しています。

Brevoの利用規約(2025年10月1日版)には「Brevo may use Content and Usage Data to enrich and train its AI Features for the sole purpose of improving the performance of the Services provided to You」とあります(6.7)。

Terms of use, 6.7

Brevo may use Content and Usage Data to enrich and train its AI Features for the sole purpose of improving the performance of the Services provided to You, in particular to prevent fraud, phishing and unsolicited electronic communications, and to secure the Services.

Brevoの利用規約、第6.7条。 Brevo, Terms of use, 6.7,

アプリ内の「Control Center」でAI Featuresを管理できますが、不正・スパム検知はオフにできません。

Brevoのデータ処理契約にあるサブプロセッサー一覧(規約ページ)には、AIプロバイダーとしてOpenAI、Google Gemini、Anthropic、Langfuseが挙がっています。

MailerLiteの利用規約(2026年9月22日更新)には「You grant MailerLite a license to use your Inputs and Outputs to improve AI models」とあります(17.3)。

Terms of service, 17.3

You grant MailerLite a license to use your Inputs and Outputs to improve AI models, and you agree to comply with any restrictions on AI usage.

MailerLiteの利用規約、第17.3条。 MailerLite, Terms of service, 17.3,

InputsとOutputsとは、AI機能に入力した内容と、AIが返した内容を指します。

AIポリシーには、提携先のOpenAIとGoogleはエンタープライズ契約に基づきユーザーのデータを学習に使わない、との記載もあります。学習する主体は限られますが、MailerLiteへのライセンスは残ります。オプトアウトについては、どちらの文書にも記載がありません。

所有権の扱いも異なります。Brevoの6.4には、法律で認められる範囲で「Outputのすべてを所有する」と書かれています。MailerLiteの17.3では、Outputは複数の顧客で重複する場合があるとされ、所有権の付与はありません。各社の条項を並べた比較は、メール配信ツールはAIを学習させている?をご覧ください。

無料プラン:保存コンタクト100,000件 vs 購読者250人

BrevoのFreeプランは、最大100,000件のコンタクトを保存でき、1日に300通まで送信できます。それを超える規模のキャンペーンは、当日300件に届き、残りには翌日にRequeueで再送します(Brevoヘルプ)。500件のリストに毎週配信する場合、月間の合計(約2,000通)には収まりますが、毎週2日に分けて手動で再送する手間がかかります。

MailerLiteのFreeプランは、購読者250人、月2,500通までです。アクティブな購読者が250人を超えると送信がロックされ、サポートはナレッジベースのみです(MailerLite料金)。アクティブなオートメーション3件、ランディングページ1つ、フォーム3件は利用できます。

MailerLiteの料金ページ(購読者500人、年払い選択時):Powerは月額22.50ドル、Comfortは10.80ドル、Freeは0ドルで購読者250人・月2,500通まで
MailerLiteのプランカード(購読者500人、年払い選択時)。Freeプランは購読者250人、月2,500通が上限です。 MailerLite料金ページ、に取得

このため、新規リストを伸ばしやすいのはBrevo Freeです。最初からオートメーションとAIによる文章作成が必要なリストなら、どちらでも早めに有料化することになります。月額はMailerLiteが$12、Brevoが$18です(時点)。

BrevoからMailerLiteへ、またはその逆の乗り換え

MailerLiteはBrevoからの乗り換えガイド(最終編集は2026年8月12日)を公開しています。まずBrevoからリストをCSVファイルでエクスポートします。続いて、MailerLiteの購読者ページで「Add subscribers」からアップロードし、各列をフィールドに対応づけます。

ガイドでは、配信停止した人、メールをスパム報告した人、開封しなくなった人は移行しないよう案内しています。テンプレートとオートメーションは移行できません。テンプレートの再作成と、自動配信フローの手動での再構築が必要です。

逆方向の場合も、MailerLiteからCSVをエクスポートし、Brevoにインポートします。Brevoに切り替える前に、確認しておきたいことが1つあります。直近1か月の送信数です。新しい請求額を決めるのは、リストの規模よりこの数字だからです。

BrevoとMailerLiteのユーザーの声

どちらも読める公開レビューは少なく、出典は計7件です。その大半は本文が削除されたRedditの投稿で、傾向は読み取れません。

  • Brevoのユーザーからは、1日300通の無料枠で小さな会社には十分という声があります(Brevoの出典5件中1件:Reddit)。
  • Brevoについての詳しい投稿には、オートメーションのメールはトランザクションメールとして扱われるため、配信停止リンクで止まるのはトランザクションメールだけだとあります(Brevoの出典5件中1件:Reddit)。
  • Mailchimpから乗り換えたMailerLiteのユーザーが、最初の配信でアカウントが閉鎖されたと報告しています。投稿本文は残っていません(MailerLiteの出典2件中1件:Reddit)。

どちらを選ぶべき?

リストが大きく、配信が月1回以下ならBrevoがおすすめです。Freeプランに100,000件のコンタクトを保存でき、配信の少ないリストなら送信数に見合った料金で済みます。注文メールとSMSを同じアカウントで使いたいストアにも向いています。どちらもBrevoの料金ページで販売されています。

毎週以上配信し、オートメーションとAIによる文章作成を入門価格で使いたいならMailerLiteがおすすめです。購読者2,500人までなら、ComfortはBrevo Standardより安く、送信数が増えても請求額は変わりません。

有料購読を販売するクリエイターのリストには、購読者10,000人未満をカバーし、販売ごとの手数料だけがかかるKit Freeが向いています:Kit vs MailerLite。Mailchimpから移行するリストについては、Mailchimp vs MailerLiteで乗り換えの費用を比較しています。各ツールの詳細は、BrevoのメールマーケティングとBrevoの料金、MailerLiteのメールマーケティングとMailerLiteの料金をご覧ください。このカテゴリのツール一覧はAIメールマーケティングにまとめています。

BrevoとMailerLiteについてよくある質問

BrevoはMailerLiteより安い?

リストに合う各社の最安プランで比べると、料金を算出したすべての規模でBrevoが安くなります。コンタクト500件では、1回の配信を2日に分ければBrevoは無料です。両方でオートメーションを使う場合、2,500件まではMailerLiteが安く、10,000件で並び、50,000件ではBrevoが安くなります。

BrevoはSendinblueと同じ?

はい。Brevoは旧Sendinblueが社名を変更した会社で、料金ページでは同じメール、SMS、トランザクションメールのサービスを新しい名前で販売しています。

MailerLiteに無料プランはある?

はい。購読者250人、月2,500通までです。アクティブな購読者が250人を超えると送信がロックされ、AIライティングアシスタントは有料プランのみです。

最安プランでAIによるメール作成ができるのは?

どちらもできます。BrevoのAIコンテンツジェネレーターはStarterから、MailerLiteのAIライティングアシスタントはComfortからで、いずれも各社で最も安い有料プランです。

他のメールツールの比較は、AIメールマーケティングのまとめにあります

出典

  1. Brevo:Brevoの料金、プラン、プラン別のAI機能、Freeプランの1日300通の上限。料金はページの背後にある公開料金APIより。確認日:
  2. Brevo:Brevoの料金ファイル、StarterとStandardのメール数別コンタクト上限:5,000通で500件、10,000通で1,500件、15,000通で2,500件。確認日:
  3. Brevo:Brevo利用規約、2025年10月1日版。Outputの所有権は6.4、AI機能の学習は6.7。データ処理契約の復処理者リストにAIプロバイダーが記載。確認日:
  4. MailerLite:MailerLite料金、購読者数別のスライダー料金、プラン比較表、請求FAQ。確認日:
  5. MailerLite:MailerLite利用規約、2026年9月22日更新。AIのInputsとOutputsは17.3。確認日:
  6. Brevoヘルプセンター:FAQs: What are the limits of the Free plan?、Freeは1日300通まで。大規模キャンペーンの残りはRequeueで手動再送。確認日:
  7. MailerLite:MailerLite AIポリシー、AIパートナーはOpenAIとGoogle。アカウントとキャンペーンの必須のAIチェックはオフにできない。確認日:
  8. MailerLiteヘルプ:How to migrate from Brevo to MailerLite、最終編集2026年8月12日。BrevoからCSVをエクスポートし、Add subscribersでインポート。確認日:
Alexandre S.のポートレート

Alexandre S.

Alexandre S.は、複数のチャネルにまたがるデジタルマーケティングで10年の経験があるクリエイティブ広告ストラテジスト兼コピーライターです。