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S&PがMetaの見通しを引き下げ、AI投資の採算に疑問
格付け会社はMetaのAA-の格付けを維持しつつ、見通しを「ネガティブ」に変更しました。AI投資から収益を上げる力は同業他社より限られる、としています。
S&P Global Ratingsは2026年10月30日、Metaの見通しを「安定的」から「ネガティブ」に変更しました。CNBCの報道によると、AA-の格付けは維持したものの、引き下げの可能性があると警告しています。同社はMetaの設備投資とマイナスのフリーキャッシュフローを問題視し、AI投資から収益を上げる力は「同業他社より限られる」と記しました。
PPC Landによるレポートの読み解きでは、S&PはMetaの設備投資が2027年に2250億ドル超、2028年に2520億ドルに達すると予想し、営業フリーキャッシュフローは2026年、2027年、2028年にマイナスになるとみています。S&Pが懸念しているのは、Metaが新しいデータセンターを長期リースで借りている点で、同社はこれを債務額に加算しています。また、アシスタントのMuseなどの製品が、コストを上回る収益をいつ生むのかは不明だとも述べました。
MetaはCNBCへの声明で、AIで収益を上げる力に関するS&Pの見方を否定し、獲得を見込む事業を挙げました。同社の株価は10月に15%下落し、4年ぶりの最悪の月となりました。10月27日には、950億ドルの新株発行計画をお伝えしています。
Metaの広告ツールを見ると、いまAIからどこで収益が生まれているかがわかります。Advantage+クリエイティブのガイドには背景生成、画像の拡張、テキストのバリエーションが挙げられていますが、10月31日の確認では、いずれにも料金の記載はありません。広告主が支払うのは広告費です。
S&Pによると、Metaは広告ツールの改善やMuseなどの新アプリで投資を回収する考えです。Advantage+の生成機能には明記された料金がないため、その回収分は広告収益の伸びとしてしか表れません。