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Firmly、AIショッピングエージェント経由の販売に向け1500万ドル調達

シアトルのスタートアップは、AIアシスタントやSNSアプリ、ショッパブル広告とつながる接続口を、コーディング不要で販売事業者に一本化して提供します。サイト内ショッピングエージェントも追加しました。

執筆:Alexandre S. 03:40 UTC

AIアシスタント経由で販売するには、アシスタントごとに別々の技術的な設定が必要です。Firmlyは、それを1回の作業にまとめるために資金を調達しました。PYMNTSによると、シアトルの同社は2026年11月5日(木)に1500万ドルのシリーズAを発表しました。主導はSquarepoint Capitalで、戦略投資家としてSamsung Next、Mastercard、J.P. Morgan Paymentsが参加しています。累計調達額は約2000万ドルです。

レトロフューチャー調のイラスト:星空の下、グリッド状の地平線に縞模様の夕日が沈み、地平線上にショッピングカートが立っています。
adtestbenchが「Firmly Lands $15 Million as Investors Back the Merchant Side of Agentic Commerce」()をもとに描いたイラスト

Firmlyによると、ショップが同社のConnectに一度接続すれば、商品・在庫・チェックアウトがすべての販売チャネルに届き、各注文の法的な販売者(merchant of record)はショップのままです。調達した資金は販売事業者と接続先の拡大に充てる予定で、接続先にはショッパブル広告のプラットフォーム(広告から直接購入できる広告)やSNSから、マーケットプレイス、AIエージェントまで含まれるとしています。同社は1100万社超の販売事業者にアクセスできると主張しています。

同社はAsk Agentも公開しました。販売事業者自身のサイトに設置するチャットボックスで、買い物客は最初の質問から支払いまで進めます。Banking 4.0が掲載したリリースで、Firmlyは初期導入で注文金額が最大23%、コンバージョンが最大18%向上したと報告しています。これらは同社自身の数字です。リリースは、今年のホリデーシーズンに米国の小売サイトへのAI経由のトラフィックが年率130%で成長するというAdobeの予測も引用しています。

FirmlyによるとConnectは販売事業者のカタログと商品ページを各チャネルに届けるため、画像も一緒に渡ります。商品撮影のページでは、Photoroom MaxのShopify連携が月額34.99ドルと記載されています(11月6日確認)。

Firmlyの提案は、多数の連携を1つに置き換えるものです。そのため、販売事業者が到達できるすべてのアシスタントは、1社のベンダーが用意する接続に依存することになります。