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Smartlyの新プラン、モデル推定の広告効果をプラットフォーム報告値と並記

INCRMNTALの推定値、ベンチマーク、予算予測がSmartlyのソフトウェアに加わります。同社は、これらをAI運用のキャンペーン業務にも活用できるとしています。

執筆:Alexandre S. 05:30 UTC

Smartlyは大手ブランド向けに、SNS広告の制作・運用ソフトウェアを提供しています。2026年11月2日には、上位プランのIntelligence Proを発表しました。プラットフォームが自社広告の成果を自ら報告することへの、長年の不満に応えるものです。INCRMNTAL Connect機能は、プラットフォームの報告結果と並べて、広告が生んだ成果を別に推定して示します。

レトロフューチャー調のイラスト:星空の下、グリッド状の地平線に縞模様の夕日が沈み、地平線上に人工衛星が立っています。
adtestbench作成の図。元記事:「Smartly's Intelligence Pro flags where extra ad spend may stop paying off」、

PPC Landによると、ほかに3つのツールが加わります。Reach Plannerは、メディアミックスで何人にリーチできるかを予測します。Benchmarksは、プラットフォーム、地域、業種ごとに分けた類似キャンペーンと比較します。Headroom Analysisは、過去の実績から、追加の支出が成果につながらなくなり、リターンが落ち始める地点を読み取るためのものです。Smartlyは、クリエイティブ・メディア両ツールのAI運用業務で、こうしたシグナルをますます活用できるとしています。

利用できるのはSmartlyが対象と判断した顧客のみで、価格は非公開です。今年Smartlyが買収したINCRMNTALは、キャンペーンを止めずに使えます。支出と成果の時系列の変化を読み取り、広告がなかった場合に何が起きたかを推定する仕組みです。PPC Landは、2023年の論文を取り上げています。Facebookの663件の実験を対象に、ランダム化試験ではアッパーファネルのリフト(購入に至る初期段階への効果)の中央値が29%だったのに対し、機械学習による推定では83%だったという内容です。この論文はINCRMNTALを対象にしていません。

より小規模な層向けのツールは、価格が公開されています。11月3日の確認時点で、Madgicx Pro Complete with AIは広告費が最も低い区分で月額45ドル〜(年払いで32ドル〜)、Segwise Growthは499ドル(年払いで449ドル)でした(広告運用者向けツール)。

HeadroomもINCRMNTAL Connectも、過去のデータから作ったモデルです。そのためIntelligence Proは、広告主にとってプラットフォームの数字と照らし合わせるセカンドオピニオンになります。両者が食い違う場合は、無作為に選んだグループに広告を見せないランダム化ホールドアウトが、今も最も直接的な検証方法です。